過酷なポジションGKの闘い

 

サッカーのポジションの中で1番過酷なのはGK

だと思っている。


日々厳しいTRをして努力をしてそれでも失点に絡んでしまう。

辛い事が多い。


川島選手を見ていればわかるだろう。


今海外でプレーしているが、言葉が違えば、考え方も異なるチームメイトのゴールを守っている。


戦術も違えば、打たれるシュートのタイミングも違うのでとても難しい。

 


学ぶことは多く、様々なことを感じる。

上手くいかないので日々悩むことは多い。

 


でもこれだけは自分の力になっている!

積み重ね。  これの凄さと重み。


いくら練習しても結果や成長はすぐにでない。


例えると薄い薄い紙を一枚一枚上乗せしていく

イメージだ。たかが1枚2枚重ねても何も変わった気がしないだろう。


ちょっとやそっと努力しても成果はほとんど見えない。

これはサッカー以外のどんな事にも言えると思う。


実感するには結果が出るには時間がかかるし、

それ相応の努力をしなければその紙の高さは自分の思想には届かないだろう。

 


だから日本で十何年間積み重ねてきたGK能力、

海外で積み重ねた数ヶ月これらはすごく大きいものになっていくと思っている。

 


自分は海外での存在意義はシュートを止める、

ゴールを守ることでしか見出せない。

 


夢を追っていればこれからもっと厳しく、難しい状況に追い込まれていくだろう。

 


でも小さな積み重ねを続け薄い紙が

自分の思想に届き、

 


成長と成果の実感の味を噛み締め自分の

サッカーに対する情熱がこれらとリンクした時、

 


すごく幸せで最高の瞬間になると思う。

 

過去似たような経験があるし、努力をしていれば

皆このような経験は少なからずあるはずだ。

 


だからこそ「きつい」「もう無理だ」そう思った時こそ「ここだ!ここ頑張りどころだ」と自分自身に言い聞かせる。


頑張り続ければきっと過酷なGKなりの幸せが

待っているし、あると知っているから。


だから今日も練習する。厳しく激しく。


1試合のたった1本しかないかれもしれない

ピンチのために。


何十本もシュートを受け、過酷なTRをする。

薄い薄い1枚を積み重ねる。


薄い1枚では弱いかもしれないがそれが重なり厚くなればブレることはない。

 

そして一つ一つがきっと人生の財産になる。

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