「概念」と「常識」を超える
日本で生活し自分は概念と常識が出来上がった。
まず概念とは「〇〇とはこういうことだ」という認識が概念である。
自分達にも「〜とは〇〇だ」と言える概念がたくさんあると思う。
今まで日本でたくさん色々な技術、メンタルなどサッカーについて学んできた。
学生生活や様々な学びから次第に自分の概念や
常識は出来上がっていった。
これはこうだ!
そう言い切れる概念や常識もいくつかある。
しかし南米でプレーすることによって自分の概念や常識は覆されていった。
自分はGKとしての基礎技術能力やある程度の
プレーの質に対しては自信があった。
しかし南米ではまた違うGK基礎技術や
考え方を教えられた。
最初はとても戸惑い「この人達は何を言っているんだろう?」そう疑問を抱くことが多かった。
しかし実際プレーで実行してみると、南米スタイルで教えられた技術の方がより自分のレベルが上がったりもした。
逆にしっくりこなくて受け入れなかったプレーもある。でも学んだ事のなかったGK技術をアルゼンチンで得る事ができた。
考え方やサッカーに対する気持ちも。
自分は日本と真反対に位置するアルゼンチンへ行くことで自己概念が変化した。
これは1つ大きな成長だと思っている。
なぜなら固定概念は人の成長を止める。
また様々な感性や技術を学ぶ事によりまた色濃い個性のあるGKへと変わる事ができた。
みなが正しいと思っている
常識や概念は本当に正しいのか?
少し考えてみてほしい。
もしかしたら何十時間も同じ練習をするよりも新たな概念を受け入れ新しい事に取り組む方ががさらなる成長が待っているかもしれない。
様々な考え方やサッカーを学びこの先もっともっと成長していく。
「常識」や「概念」を超えて。