起業家シェアハウスで変わった人生
起業してえな。
22歳の時、本田圭佑さんが事業を立ち上げていく姿を見てこの気持ちが少しだけ芽生えた。
この時は起業したいと思っていただけで特に勉強する事も行動する事もなかった。
22歳から現在まで、クロアチア、アルゼンチン、ドイツ、セルビアへサッカーで行った。時にはヨーロッパ半周の旅をしたりアジア旅行したり世界中をウロウロした。
アルゼンチンで財布、スマホを盗まれた経験も外国人と取っ組み合いの喧嘩した事も今思えば懐かしい。日本人として舐められるのが嫌で必死に周りに威嚇してた。笑
今まで見たことない物、景色、文化、人を見ることで様々な事を感じていった。少しずつ日本であたりまえになっている事に疑問を感じるようになった。
日本では大学を卒業したら就職しないといけないという風習が強い。目立つことをすると叩かれたりネガティブ要素を言われたり挑戦する事を妨げる空気が流れている。
社会人になってから会社の愚痴をこぼす友人の話を聞く事や、生きがいを失った周りの人達の話を聞く事が自分は嫌だった。
俺はもっと熱く生きたい。
俺はもっと自由に生きたい。
そう本気で思っていた。だから常に自分の心の声や情熱に耳を傾けてきた。
だからこそ起業したいという気持ちは自分の本音なんだと確信している。
でも想いだけが先走り特に何がしたいといった具体的なものはなかった。
セルビア滞在中、起業に関する本を読んだり色々な人のブログを読んだり勉強したけどピンとくるものはなかった。
Twitterで起業してる人にメッセージしてみようと考え探していると面白そうなコミュニティを見つけた。
「U-25起業家シェアハウス」という起業家を目指す若者が集まる場所がある事を知った。
さっそく連絡してセルビア帰国後、このシェアハウスに住むことになった。
ここには台湾にアイドルを作ろうとしている人や、サッカーファンがクラブスポンサーできるサービスを作ってる人、心理学者?みたいな人とめちゃくちゃ面白い人達がたくさんいた。
起業家を目指す日々が始まった。
最初はみんなの会話に入れなかった。
VC(投資会社)がとかアーリーやシードがとかMVPがどうとか知らない言葉が飛びかった。
起業家にもMVP(スポーツ用語でいうと、そのチームで1番活躍した選手に与えられる賞)みたいなのがあるんだと本気で思っていたほどアホだった。
みんなとの会話に少しでも入りたいし、どんな事をしているのかを知りたくて必死に勉強した。
サッカーばっかりしていた自分が1から起業について学んでいった。
正直焦った。
自分の知識の無さ、何もできない事に。
サッカー選手としての活動は1ミリも妥協したくなかったので割く時間は限られていた。
練習と並行しながらだったので大変だった。
でもアイディアを練り、実行する為の手順を学び事業について仲間たちと壁打ちしたりする日々は充実した時間だった。
同部屋のアリアや多くの仲間と夜遅くまで本について討論したり将来の夢を語ったりめちゃくちゃ楽しかった。
この約2ヶ月間で起業する段階まではいけなかったけど基礎知識や大切なマインドを学んだ。
海外で生活しながら自己分析を繰り返しこれから自分は本当に何がしたいのか、何を強みに闘っていくのかを考えていきたい。
起業家シェアハウスに住み、本気で起業したいと思ったし、やらなければいけない事が少しずつ見えてきた。
8月27日から 自分はクロアチアへ。
これからヨーロッパで観る景色は変わるだろう。「起業する」といったマインドで生活する事によって見えるものが違う。
日本にはないサービスや商品を見て、違う文化に触れ外国人と生活する事でよりクリエイティブになれる気がする。
起業家シェアハウスで学んだ事はこれから自分の人生を変えるきっかけになるだろう。
そしてこれから日本を俺たちが背負うんだといった気持ちで行動していこうと思う。
若者世代にはとても大切な事だと思うから。
たぶんこの起業家シェアハウスで出会った仲間たちが日本を変えていくのだろうなと本気で思ってるしそうなるであろうと信じてる。
最後に。
起業家シェアハウスで出会った仲間たちはワクワクしてて情熱があって沢山刺激を貰った。
いつかみんなと一緒に何かできたらいいなって心から思う。その為にも頑張らないと、、
こんなサッカーバカな自分にはもったいないぐらい最高の仲間に出会えたなって思う。
ありがとう。
またいつか会いましょう!